2022/07/29 15:13
福岡が生んだ赤ナシの新品種、、、
それが「玉水 ぎょくすい」。
「玉水」の収穫期は 7 月下旬から 8 月上旬になります。
糖度は「幸水(13度程度)」より 2 度程度高い15度。
果実重はやや軽いですが食味に優れ、果形や果実の揃いは良いです。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1482012/blog/5bd6b6618d04680c8c10572cdf2106fe.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
~開発の経緯~
ナシの主力品種は赤ナシの「幸水」。収穫最盛期は 8 月上中旬ですが、温暖化によって関東産「幸水」の出荷が前進化し、市場競合が激化。そのため価格を下げざる得ない状況でした。玉水(赤ナシ)は収穫期の前進化を図る重要な品種であり、早生で食味の優れる品種を生み出しました。
~特徴~
「玉水」は、早生ナシである種子親「あけみず」と花粉親「喜水」を交配して育成した赤ナシ新品種です。
果皮色は赤褐色であり、果実の形がよく、揃いも優れております。
糖度は平均 15 度と「幸水」よりも 2 度程度高く食味良好。
果実重は 342g で、ジベレリンペースト処理をした「幸水」より 74g 軽いです。
果肉硬度は高く、日持ち性は 7 日程度で、「幸水」と同程度になります。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1482012/blog/3318e8bf77109c4caab8d9f98f748a9e.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)