2024/04/07 00:51


こんにちは!旬のフルーツを通じて美容や健康をサポートする【市場直送専門店ふるさとのかほり】です!
今回は、数ある桃の品種の中でも人気の高い「日川白鳳」について解説します。
夏が近づくと桃の甘さと香りが恋しくなる人も多いでしょう。
桃にはさまざまな種類があり、品種によって味の特徴や食感など違いがあります。
桃の品種には、白桃・白鳳・黄桃などがありますが、その中でも人気の高い白鳳。
白鳳の中でも細かく品種が分かれていて、桃の美味しさを存分に楽しむことができます。
今回はその白鳳の中の「日川白鳳」の特徴や、白鳳との違いについてご紹介します。


日川白鳳の特徴

日川白鳳は「ひかわはくほう」と読み、山梨県発の名産品です。
日川白鳳の歴史は深く、1981年に品種登録され40年以上も続いている根強い人気の桃。
山梨県は、日本一の桃の生産地として知られており、2位の和歌山県とも大きな差が開いています。
白鳳という名前がついているものの、DNA鑑定によって白鳳の枝分かれではないことが判明。
しかし、日川白鳳の絶品の味わいは、白鳳を引き継いでいると思える程の魅力が詰っています。

見た目
ふっくら丸々と大きな果実で、濃い赤色になります。
なるべく全体が綺麗に赤く色づいたものがベストで、少し黒ずんでくると熟してきた目印です。
うぶ毛が取れてなく割れ目が浅いもの、割れ目から見て左右対称のものがおすすめ。
重さは約250~280gが主流となり、十分なボリューム感で食べられます。
果実からほんのり甘い香りが漂ってきます。

酸味が少なく甘くてジューシーなみずみずしさが大きな特徴です。
糖度がすごく高いわけではありませんが、酸味が少ないので甘さをたっぷりと感じます。
繊維質な部分は少なく、なめらかな口当たりがたまりません。


産地
発祥の地である山梨県を中心に、和歌山県、福島県で生産されています。
多く出回っている人気品種の1つであり、桃のシーズンが始まった最初のころが多く見られる品種です。
早生品種とされ、6月下旬頃から7月いっぱいにかけて市場に出回ります。

日川白鳳と白鳳との違い

日川白鳳と白鳳は、同じ白鳳という名前がついていますが別物の桃です。
どちらも酸味が少なく甘い桃ですが、白鳳の方は少し甘みが強く、果汁のみずみずしさが多い印象。
食感は、少し日川白鳳の方が、なめらかであるものの実がしっかりとしています。
実がしっかりしているので、贈答品に選ばれやすいのは日川白鳳です。

日川白鳳を美味しく食べるポイント

日川白鳳を美味しく食べるには、保存方法のコツを覚えて熟した甘さたっぷりの状態で食べましょう。

保存方法
日川白鳳を買ってきたら、冷蔵庫にしまわず常温で保存します。フルーツ全般に言えることですが、冷蔵時間が長くなってしまうと甘さが落ちてしまうので常温保存がおすすめです。
冷えた桃を食べたいときは、食べる1時間前から冷やせば十分に冷たい桃が味わえます。
そして、桃の実はデリケートなので、日が当たらない場所で風通しの良いところを選びましょう。
実が柔らかいので傷まないように、重さがかからない場所が最適です。
桃の熟した具合をチェックするときも、指で強く押してしまうとすぐにいたんでしまうので気を付けたいポイント。
食べるときは水洗いしながら皮を丁寧に剥きます。
厚く剥いてしまうと美味しいうま味まで取れてしまうので、薄く剥くのがポイントです。
元々長く日持ちするフルーツではないので、ある程度熟したら早めに食べるようにしましょう。

美味しい食べ方
桃の甘さはお尻部分が強くなるため、縦にくし形にして切ると甘さを感じるので美味しく食べられます。
剥いてそのまま食べるのが1番ですが、コンポートやシロップ煮にするとスイーツが増して満足感も高いです。
食べきれなかった場合は、桃のジャムにしても美味しく食べられます。


まとめ|日川白鳳は桃の魅力がつまった人気の品種

日川白鳳は山梨県から生まれた、甘さとジューシーさが特徴的な美味しい桃の品種です。
自分用としてはもちろん、フルーツギフトの贈答品としても人気の高い日川白鳳。
季節感があるフルーツなので、大切な人にも喜ばれる一品です。
6月下旬から7月下旬頃まで1番美味しい旬を迎えるので、そのタイミングを逃さないように絶品の日川白鳳を食べましょう。