2024/04/12 07:04


こんにちは!旬のフルーツを通じて美容や健康をサポートする【市場直送専門店ふるさとのかほり】です!
今回は、さくらんぼの代表格「佐藤錦」「紅秀峰」の2大ブランドについて解説します。
佐藤錦と紅秀峰はさくらんぼと言えば、と言うほど知名度も高く人気の品種として確立されてきましたが、どっちが美味しいの?という疑問を抱えている方も多いでしょう。
どちらもリピーターが多く、さくらんぼの時期が近づくと問い合わせが殺到します。
今回は、この佐藤錦と紅秀峰で、どっちがあなた好みの美味しいさくらんぼなのか、特徴を比較してご紹介します。


さくらんぼの品種

日本で栽培されているさくらんぼの品種は、約30種類あります。
その中でも「佐藤錦」と「紅秀峰」は、さくらんぼの2大ブランドとして絶大なる人気を博しています。
山形県が国内で多くのシェアを占めており、高級さくらんぼとして贈答品でも扱われる品種です。

佐藤錦の特徴

佐藤錦の歴史は古く、1928年に名付けられ今もなお、その味わいは人気を高めています。
元々は、さくらんぼの品種であるナポレオンと黄玉を掛け合わせたもので、生産量も豊富なのでシーズンになると全国に出回ります。
それでは佐藤錦の特徴について細かく解説します。

見た目
佐藤錦は鮮やかで綺麗な赤色に実がなり、重さは約8~12g程度の果実になります。
新鮮な佐藤錦は、軸が緑色で果皮にハリとツヤがあるのがポイントです。

味・食感
酸味の甘さのバランスが絶妙で甘さも濃く、万人の口に合いやすい味わいです。
プリプリと弾ける食感で、新鮮さを感じるポイントでもあります。
大粒なほどプリプリ感が増して、弾けたときのジューシーさも抜群です。

生産
山形県を中心に、6月中旬頃から7月上旬頃に収穫されます。
比較的日持ちがしやすい品種ですが、収穫から日が経ったものは軸が茶色く変色し、果皮が黒ずんでくるのでチェックしましょう。

紅秀峰の特徴

紅秀峰も歴史が古いですが、佐藤錦よりも大きく遅れて1991年に品種登録がされました。
紅秀峰は佐藤錦と天香錦を掛け合わせたもので、こちらも山形県を中心に豊富な生産量があります。
紅秀峰の特徴について詳しく解説します。

見た目
丸々と大粒で見た目にも存在感のあるボリュームで、約10gの大きさになります。
艶やかで発色の良い赤みが色づき、見栄え的にも贈答品にピッタリの紅秀峰。
佐藤錦同様、ハリがあってツヤのある赤さが新鮮さを見るポイントです。

味・食感
糖度が高く甘みがしっかりとした味わいです。
酸味が少ないのでより甘さを実感しやすい特徴があります。
食感は大粒なので食べ応えがあり、口に入れてプリプリ感を楽しむことが可能です。
大きな実からは果汁がジュワーと溢れ、贅沢な味わいを感じます。

生産
佐藤錦が出回る後半から少し後にかけて収穫される紅秀峰。
だいたい6月下旬から7月中旬頃に収穫されるものが多いです。
紅秀峰も日持ちのしやすさが特徴ですが、収穫から日が経ったものは、佐藤錦同様で軸が茶色くなり、果皮に黒ずみが出るのでよく見ておきましょう。

佐藤錦と紅秀峰を比較

佐藤錦と紅秀峰、それぞれの特徴を解説してきました。
それでは、どっちのさくらんぼが自分に合っているのか2種類を比べてみましょう。

粒が大きく赤みが強いのは紅秀峰
佐藤錦は一般的に言われるLサイズの粒が中心です。
それでも決して小さくはありませんが、紅秀峰は2Lサイズを標準としています。
肉厚がしっかりとしていて、鮮やかな赤みが強く出るのが紅秀峰です。

甘さと酸味のバランスは佐藤錦
佐藤錦は甘さの美味しさだけでなく酸味のとのバランスに優れています。
このバランスが、長きに渡り高い人気を誇る理由です。
紅秀峰は、甘さだけで言うと佐藤錦よりも糖度が高く甘さを強く味わえます。
果実のハリも紅秀峰が強く、パリッとした食感を感じます。
甘さや食感は好みによって分かれますが、万人受けしやすい食べやすさは佐藤錦にあるでしょう。

価格はだいたい同じくらい
佐藤錦と紅秀峰はどちらも高級さくらんぼですが、キロ単価の価格はほぼ同じくらいの相場になります。
紅秀峰の方が少しだけ高いときもありますが、大きな差にはならないでしょう。


まとめ|佐藤錦と紅秀峰はどっちも一級品

佐藤錦も紅秀峰も、さくらんぼを代表するブランドで、贈答品にも喜ばれる一級品です。
粒の大きさや甘さと酸味のバランスに違いが出やすいので、好みにあったさくらんぼを選びましょう。
どちらも収穫時期が短いので、美味しい旬のタイミングを逃さないことがポイントです。