2025/06/11 11:51
こんにちは!旬のフルーツを通じて美容や健康をサポートする【市場直送専門店ふるさとのかほり】です!
ここ数年、焼き芋ブームと言えるほど取り扱うお店が多くなり、自宅で焼き芋をつくる人も増えています。
そこでこだわりたいのが、サツマイモの甘さや食感の違う品種です。
ねっとりとした食感で甘みが濃厚なもの。
ホクホクで程よい甘さのもの。
蜜がたっぷりと入った、とろけるような甘さのもの。
サツマイモの品種によって、食感や甘さの特徴もさまざまあります。
今回はご紹介したいのは、数あるサツマイモの中でも三大名品ともされる「紅はるか」「シルクスイート」「安納芋」です。
品種ごとの味わいや食感の違いを楽しんで、自分好みの美味しい焼き芋を探しましょう。
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紅はるかの特徴

テレビでも度々紹介されることが多く、その人気はすぐに広まりました。
「九州121号」と「春こがね」を掛け合わせた品種で、美味しさだけでなく見た目も綺麗に整っています。
明るい赤紫色の皮と、加熱した後は鮮やかな黄色の実に出来上がります。
紅はるかは、そのまま食べるだけでなく、スイーツに適したサツマイモとしても親しまれた存在です。
また、紅はるかには、切った断面に見られる白く乳液状になったヤラピンという成分が含まれています。
加熱しても壊れにくい成分で、便秘のお悩みに嬉しい食物繊維が豊富です。
紅はるかの旬の時期は11月から1月となります。
甘さ
紅はるかは、焼き芋にすると糖度が一気に高くなるのが特徴です。
その糖度はなんと50度を超えてくることもあり、他の品種と比べてもワンランク上の甘さを味わえます。
この甘さは、熱によってデンプンが糖に変わるものなので、濃厚な甘さでありながら、ただ甘ったるい印象ではなく上品さのある甘さです。
口に残る程よい甘さがしつこくなく、サツマイモ好きにはたまらない一品。
焼き芋以外にも、調理で使いやすい多様性があるため、パンケーキなどのスイーツと合わせても楽しめます。
食感
カラメルのようなねっとりした食感や、しっとりと滑らかな口当たりが紅はるかの特徴です。
サツマイモならではのホクホクさも忘れずに、バランスの取れた良い食感になります。
そのため、冷めても美味しい食感を保つことができ、幅広い調理で使えるところも人気のポイントです。
シルクスイートの特徴
シルクスイートは2018年に品種登録され、紅はるかよりも新しい品種になります。
見た目は丸みを帯びており凹凸の少ない形状です。
「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせた品種で、紅はるかとの関連性もあります。
皮は濃い赤紫色をしていて、実の色はクリーム色寄りの黄色で上品な印象。
他のサツマイモに比べるとカロリーが低い特徴があり、ダイエット中に甘いものが食べたくなったときにもおすすめです。
シルクスイートの旬の時期は11月から2月となります。
甘さ
シルクスイートは濃厚な強い甘みではなく、優しく控えめで上品な甘さの味わいです。
そのため強い甘さが苦手な方でも食べやすく、焼き芋やふかし芋はもちろん、料理やスイーツにも使いやすく人気があります。
適度な甘さが多くの人の好みに合いやすい理由の1つであり、重たくなく手軽に食べられる甘さです。
食感
絹のような滑らかな食感から、シルクスイートと名付けられています。
クリーミーで優しい口当たりと、ホクホク感としっとりしたバランスがとても上手に取れた品種です。
シルクスイートは冷めた後でもパサつきにくく、硬くなりにくい特徴があります。
お弁当や保存にも向いており、子どもから高齢者まで食べやすいです。
安納芋の特徴
安納芋は今回の3種の中で、一番古い品種であり1998年に品種登録がされています。
鹿児島県の種子島発祥であり、「安納紅」と「安納こがね」を掛け合わせた品種で、蜜が出るサツマイモの元祖とも言える存在です。
太くて短く丸々とコロッとしており、円筒状なので安納芋とわかりやすい見た目になっています。
赤みのある茶色の皮と、蜜がたっぷりの実は濃い黄色やオレンジ色になるのが最大の特徴です。
安納芋の旬の時期は10月中旬から1月となります。
甘さ
安納芋の特徴は、なんと言っても焼き芋にしたときに蜜が溢れる程の濃厚な甘さです。
他の品種も同じですが、加熱することでデンプンが糖に変わり、糖度が高くなります。
安納芋は、その糖度の高まり方が群を抜いており、自然な甘さでスイートポテトが出来てしまう程です。
スイーツに使用されることも多く、砂糖を加えなくても満足できる甘さを味わえます。
蜜が溢れるような甘さは、種子島ならではの温暖な気候や自然豊かな土壌にだからこそ生み出された逸品です。
食感
安納芋は、ねっとり系食感に当たるサツマイモの代表格です。
蜜によるしっとり感やジューシーな口当たりで、他の品種との滑らかさは一段上回ります。
とろけるような食感は特徴的で、食べ応えがあり、1つ食べれば満腹度も高いでしょう。
そのまま焼き芋で食べることが定番ですが、そのクリーミーさや蜜の多さからペースト状にしてお菓子作りにも重宝されている人気の品種です。
お好みに合ったサツマイモを選ぶポイント
紅はるか・シルクスイート・安納芋の3種共に美味しいサツマイモですが、好みやその日の食べ方によって、どれが良いか選ぶことが難しいケースもあるでしょう。
甘さや食感の好み、焼き芋やスイーツなど食べ方によってベストな品種の選択肢が変わります。
選ぶポイントに合わせて、品種ごとの特徴を解説します。
サツマイモの甘さを十分に感じたい
サツマイモの甘さを重視する場合には、紅はるかと安納芋がおすすめです。
特に焼き芋で食べるときは、糖度が大きく高まる品種なので、甘さが十分に満足感を得ることができます。
紅はるかと安納芋は濃厚な甘さが特徴ですが、蜜のような甘さを求めている場合には安納芋が良いです。
皮の外まで蜜が溢れ出てくる程で、濃厚な甘さが堪能できます。
紅はるかは高い糖度がありながらも、濃厚な甘さの中に上品な味わいの残りがあります。
シルクスイートもサツマイモらしい甘さは十分にあるものの、紅はるかや安納芋と比較してしまうと、控えめな甘さの印象です。
サツマイモらしい食感を味わいたい
しっとりさやホクホクしたバランスの良い食感は、紅はるかとシルクスイートがおすすめです。
安納芋は蜜が多いため、ねっとりとした重みのある口当たりになります。
紅はるかとシルクスイートは、バランスの良い食感を味わえますが、紅はるかはしっとり感がやや強めです。
ホクホクした食感を重視したい場合は、シルクスイートの方がお好みに合うでしょう。
サツマイモをスイーツやお菓子に使いたい
スイーツやお菓子作りに良く使われるのは、紅はるかと安納芋です。
水分の多い質感なのでペースト状にしやすく、スイーツやお菓子でアレンジしやすいところがポイントになります。
砂糖を加えなくても、甘さを上手に使うことが可能です。
シルクスイートは優しい甘さなので、甘さ控えめのスイーツには良いでしょう。
スイートポテトや芋ようかん、大学芋、カップケーキ、パンケーキ、クッキー、蒸しパン、プリンなど、多くのレシピで人気を集めています。
料理では、サツマイモご飯、サラダ、甘酢炒め、甘煮など、炒め物や煮物でも美味しく食べられます。
焼き芋が冷めてからでも美味しく食べたい
冷めても美味しく質感が落ちずに食べられるのは、紅はるかとシルクスイートがおすすめです。
どちらもバランスのとれた質感なので、冷えても食感が落ちることなく美味しく食べられます。
特にシルクスイートはお弁当にも使いやすく、冷えても甘さや食感が美味しい品種です。
ねっとり系の食感である安納芋は、冷めると重い食感になってしまうので、温かい内の方が美味しく食べられます。
贈り物に美味しくて贅沢なサツマイモを選びたい
普段スーパーではなかなか並ばない、一級品のサツマイモを贈り物にするのもおすすめです。
甘い物が好きやお菓子作りが好きなど、相手の好みが分かれば、好みに合った品種を選ぶと良いでしょう。
好みがわからない場合は、3種食べ比べなども喜ばれるかもしれません。
紅はるか・シルクスイート・安納芋の3種とも甘さや食感が違うので、飽きずに食べられます。
サツマイモは糖度が高いからダイエット中は止めた方がいい?
サツマイモは甘い食べ物ですが、食物繊維が豊富で自然の甘みなのでダイエット中の方にもおすすめです。
特にシルクスイートであれば、比較的糖度も抑えられており、カロリーも高くありません。
ダイエット中のストレスで、お菓子やチョコレートなど甘いものが食べたくなったときは、サツマイモを食べるとストレスも緩和できるでしょう。
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まとめ
サツマイモは品種によって、甘さや食感がまったく異なります。
今回ご紹介した紅はるか・シルクスイート・安納芋の甘さだけでも、強く濃厚な甘さ・上品な甘さ・控えめな甘さなど、さまざまな甘さが味わえます。
食感も、ねっとり系・ホクホク系・しっとり系など、別物の食べ物のように変わるところも近年のサツマイモの特徴です。
「紅はるか」「シルクスイート」「安納芋」どれも美味しい味わいなので、それぞれの旬の時期に違いを感じてみることも秋冬の味覚の楽しみになるでしょう。